亡き父を連れて聖地巡礼[食べ歩き供養]#2

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私の毎日

生きていれば台湾年齢76歳になれたであろう父の写真を連れて、バースデー前日に聖地巡礼というのか思い出の土地を姉弟でめぐってきました、第二弾。

故人となってまだ3週間の父を偲ぶはずが、「変わってるー!」「変わってないー!」と懐かしい街並みに大はしゃぎの我ら3姉弟。

機能不全家族ではあったけれど、今となれば楽しかった思い出のほうがつぎつぎに蘇るのだから❝ 時間薬❞とやらはやはり効果絶大なのだな……なんて考えたりもしていた。

すぐ下の弟が車に弾かれた通学路でパチリ。
酔っぱらった父が壁に激突して鼻を折った壁でパチリ。

当時(30年前!)すでに、なぜ潰れないのか不思議で仕方なかった金物屋が未だ現存していることに「まだあるー!」と爆笑しながらパチリ。

仏頂面の店主が営むクレープ屋さんが相変わらずの人気店で、店主の髪が艶々で黒々としていることに(儲かってるんだな)(だね)(だね)と3姉弟は無言の理解を示してパチリ。

カメラフォルダーも思い出をたくさん食べて喜んでいる気がしました。

私達ファミリーと同じ国出身の家族が営む、昭和な喫茶店の重いドアを引いたとたんに珈琲のビターな香りとタバコのにおいがもわっ。30年ぶん年老いた同胞のおじさんやおばさんと話したかったけれど、嫌煙家にはかなり苦しく……入店は諦めた。

弟1「大阪駅前ビルの地下に行かない?」
 「飲み屋街があるんだっけね?」
弟2「昔のあのガラの悪い雰囲気じゃないよ、めーちゃくちゃオシャレな飲食店街になってるよ。スタンドバルとか多い。父さんはガラの悪い雰囲気の時代に飲んでたんだろうけど」

環状線に乗って大阪駅で下車。地下を通ってたどり着いたは「大阪駅前第一ビル」~「第四ビル」までの地下2F、超がつくほど大型の飲食店街、他。

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大衆酒場フレンチマン|大阪駅前第四ビル地下2F

私達姉弟が入ったのは、鮮やかな水色のノレンがやけに目立つ『大衆酒場フレンチマン』。華があってとっても可愛い――ほんとに!――女子が3人で切り盛りするカジュアルフレンチ。

カウンターだけのお店は満員で、待つこと20分。

カウンターだけのオシャレな店内で、可愛いお姉さん達がつくるカジュアルフレンチっぽい料理とアルコールをお手頃価格で味わえる。

仕事帰りの会社員のかたがたの小腹とハートを満たすには、ちょうどいいお店なんだろうな*:.。.

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おでんばる|大阪駅前第四ビル地下2F

お次は場所をかえて――天五中崎町商店街の“湯あみ”に行けなかったこともあって、おでんを諦めきれない我ら3姉弟。

こちらのお店もお客様はひっきりなし。

私達の口には「京風おでん」よりも「白いおでん」が合いました。メニューに書かれてある通り、和風シチューぽい仕上がりの変わり種おでん。(*ˊᗜˋ*) 京風おでんは、ちょっぴりお出汁が濃かったかも!

私よりもすこしばかり年上と思しき、しっとりとした2名の女性店員さんの愛想がとてもよろしくて、このかたがたの笑顔に「おかえりなさい」「おつかれさまでした」「明日もがんばってね」と言われたくて足しげく通うサラリーマンのかたが多いかもしれないです。:゚・*

聖地巡礼大阪梅田旅まとめ

たった1年しか住んでいないけれど、台湾×ロシアのミックスである私達姉弟が、体感として初めて知った日本・大阪。自分達が考えていた以上に思い出は多くあり、鮮明でした。

姉弟それぞれに記憶違いがなく、脳細胞が若い頃のメモリーってすごいんだなって感動すら覚えました。皆さまも『聖地巡礼マイライフ』いかがですか♪ ただ、めーちゃくちゃ全身が筋肉痛です。歩き過ぎた……!

御 礼

父に御線香をいただき有難う御座いました。
燻製になるくらい、あのゴリラをケムケムにしてやろうと思います。

私の毎日
私が書きました
メロディ


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かつて友井だった
 著者名を“桃色なごおん”として装いも新たに⧉


大学を卒業後、企画構成の仕事・脚本・コピーライティング業に就いて20年以上になります。台湾成分多めのロシアとのミックスですが日本語はペラペラ、顔は平たい族、台湾華語を習っています♥

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