カフェのママさん兼占い師から「とにかく八坂神社へGO!」と言われたのだけど、人の多さや交通の何某などの兼ね合いでまずは清水寺に向かうこととなった。
絵具で塗ったみたいな青と白と、御陽気過ぎず落ち込んでもいないちょうどいい太陽と涼しい風が吹き抜ける京都。絶好のロケハン日和。女子旅日和。
日本人よりも圧倒的に多い異国の方々と袖振り合うも他生の縁。「ハーイ♪」なんて挨拶を交わしながら坂をのぼっていく。
八坂庚申堂の“くくり猿”
今回のロケハンはオトナの女子旅がテーマ。
カラフルな願掛けがインスタなどで話題に上がることの多い“くくり猿”。
欲まみれに傾きがちな心を戒めるために、手足を結ばれて身動きができない状態にした猿に、欲をひとつだけ書いて願掛けを。男性に頼らず自分の力で稼ごうってんだから、メロディさん、見上げた根性です。笑
和装外国人が多いったら!
それにしても、わかっちゃいたけど外国の人が多いこと多いこと! かなりの数の方々がレンタル和装を利用しているのか、着物をお召しになっていて華やかだったり艶やかだったり。:゚・*
細くて縦に長~い褐色の肌の男性2人が、この日の空に負けないブルーの和装に身を包み、侍然と歩いている姿は皆が立ち止まって振り返るほど格好よかった。
テレビで見るより動画で見るより、実際に歩いた清水寺の道は記憶に色濃く残りますね。百聞は一見に如かずとはよく言ったものだと思いました。
途中で何度か「扇子」を買おうと三軒のお店に入ったのですけど、良いものは値段が張るし匂いの良いものも値段が張るので、今年もわたしはやっぱり……DAISOの扇子で我慢します……。 ※扇子が大好きでかつては毎年購入していました♡
さていよいよお待ちかね。
夢にまで見た清水の舞台まであとわずか! というところまで到着。
いくらでも吸えそうな済んだ空気と、絶対に視力が上がりそうな緑軍の襲撃。
「ここを昔、馬に乗った侍が走ってたんだよね?!」とテンションあげあげで話しかけると、APちゃんは「そうなんですか?! やばっ!」と言っていた。歴史をまるで知らない2人だけど、それはそれ。テキトーなことを言っても楽しい。それが女子旅♡ ←仕事で来とるんだが
こんなに坂をのぼって、こんなに素晴らしい景観を目に焼きつけて、もういい加減に25年熟成の生霊も追っ払えたんじゃないかしらと思ってしまうけれど、
今回の旅の目的は生霊祓いだ。いや違う。ロケハンだ。待ってろ、八坂神社。まずは清水寺を心行くまで堪能させてもらうわよ(・`ω・)