今夏復職した本業で、仕事をともにしているクルー達から、遅ればせながらの歓迎会と“お詫び”を兼ねて特大のサプライズプレゼントを贈られた。
「一泊二日の出張」と聞いていたはずなのに、ふたを開ければ――
今夏復職した本業で、仕事をともにしているクルー達から、遅ればせながらの歓迎会と“お詫び”を兼ねて特大のサプライズプレゼントを贈られた。
「一泊二日の出張」と聞いていたはずなのに、ふたを開ければ――
今年の10月終わりに初めての相撲巡業を経験し、その楽しさを知った。
11月から始まった九州場所をリアルタイムで視聴し、その迫力に圧倒された。
九州場所初日
身長193.0cm、体重184.0kgの湘南の海関と、小兵と呼ばれる小柄なお相撲さん「翠富士」の取組を見終わった刹那、私の心は決まっていた。
この場所はこの人を推す!
大相撲のいろはのなんたるかを知らない私は、毎日のように翠富士関を追うことで取組の妙を知っていく。
かつて、祖父母の家に行くと点けっぱなしのテレビの中に、裸の大きな人たちがいたように思う。当時海外で暮らしていた私たち兄弟は彼らが「SUMO-wrestler」だとは知らずにいた。
あれから40年もの時が過ぎて、祖父母が見るともなく見ていた大相撲に孫の私がハマることになるとは。草葉の陰で「それでこそ我らが孫だ!」と目を細められていればいいのだけど――。
サプライズ☆大相撲堺場所/令和五年 冬巡業
今夏、復職した。
かつてのクルーとは違う仲間たちと新たに関係を築きながら、ワンチームで仕事をしていく。しかしそのなかに3人“厄介なおじさんたち”がいた。
いじめというほどではないけれど、からかいというほど軽くはない。その場の空気がさっと冷える程度の嫌味を、皆に聞こえるように言い捨てる。いじめではないけれど明らかに「意地悪」は受けていた。
私がなにをしたわけではない。私のスペックがおじさんたちが抱える、根強いコンプレックスを刺激したまでだ。それを今さら丁寧に謝られた。1泊2日、クルー12名の出張費を担ってまで謝られたのだから、許さないわけにもいくまい。
謝罪を兼ねた歓迎会+忘年会
関西では知らぬものがいないという名店で舌鼓を打たせてもらい――これについては後日記事をUPする予定――オシャレなイタリアンBARで〆て、明朝はこれまた銀シャリがひときわ美味いという有名店で腹を満たした。
「じゃ、行こうか♪」
宿泊先のホテルの部屋で手渡された、緑色のうちわとタオルをリュックに入れていざ巡業地の大浜だいしんアリーナ/堺市立大浜体育館へ!
翠富士関と私。こんな奇跡が、起きていいのだろうか? 起きたけど♡