先日開設したnoteの方にも自己紹介について書いたので、せっかくだからメディアミックスしちゃいます。
マッチングアプリは自己紹介の失敗例に溢れている
かつて婚活マッチングアプリに登録をしていました。
2年前はめでたく1人の男性とマッチングをしたのですが――交際期間5ヶ月――その後はどなたともパッとせず、サイト上で数ラリーを交わしたのちに「残念ですが、わたしたちどうやら合わなさそうでーす」と交流をお断りして今に至ります。
マッチングサイトでは、写真写りが現物比300倍のわたしは「いいね」を頂戴する機会にも恵まれていて、よほどでない限りは一応お相手の自己紹介文に目を通していました。
恐らくその数は4,000人を優に超えたと思います。ですので以下に挙げる内容は、参考例としてそこそこ信用してもらっても大丈夫じゃないかな? と思うのです。
マチアプ自己紹介を10カテゴリーに分ける
- 生真面目が歩いている自己紹介
- 誠実さを「テンプレート」でまとった自己紹介
- モラハラ臭がそこはかとなく溢れる危険人物紹介
- 悪い人じゃないのはわかるけれど魅力的ではない自己紹介
- 「成功者」であることを1ミリも隠さない自己顕示欲紹介
- ご自身の職業をなんとなく卑下している風に見える自己紹介
- マイルールがやけに多いヒステリック自己紹介
- わけわからんぞ☆自己紹介でマウントすんなよ、クズ紹介
- 「私小説かな?」とおぼしき歴史を感じる自己紹介
- 女性側が知りたいけど聞きづらいことがまとめられた自己紹介
婚活マッチングアプリに生息する数多の男性(40代~)の自己紹介をざっと分けると上記の10つになります。
まず特筆すべきは――[10]女性側が知りたいけど聞きづらいことがまとめられた自己紹介とはどんなもんだ? ですね。
マチアプ超絶人気の自己紹介文に必要な6つの構成
40代以上の男女が多く在籍する“婚活”マッチングには、シングルマザーも数多くいらっしゃりましたし、無駄に目だけが肥えてしまった女性も少なくないわけで。
そういった彼女達が婚活・再婚活をするにあたり「できれば」事前に知っておきたいことは概ね以下の6つに絞られるようでした。
- 両親は御健在か(将来の介護の有無が気になるみたい)
- ひきこもりの御身内の有無(兄弟/姉妹/他)
- 男性側に婚姻歴がある場合の、慰謝料や養育費の額/有無
- 男性側に婚姻歴がある場合の、離別の原因と現在の関係
- 結婚後、女性側に働くことを求めるか否か
- 「実際に」家事がどこまでできるのか、具体的に知りたい
こうやって書き出すと、なんか……正直イヤな気分になってきたわ。結婚って理想じゃなくて現実なんだろうけど、なんだかちょっと下品よね…… ※1は理解できるけど、それ以外は生々しくて嫌な感じだ
しかし、これら5つを自己紹介に見事に簡潔にまとめられた男性が4,000人中、2人だけいらっしゃりました。女性側からのいいねの数、すっごかったです。※お2人ともすでに素敵な女性とマッチしてめでたく退会済、確認済
【本当にあった】女性好感度鬼高☆自己紹介文の構成
一応、真面目に再婚活していた時期もあるので何度も見返せるように、当時マッチングをした数少ない方々の自己紹介はすべてSSに残しています。笑
40代以上の男女が集まる婚活マッチングアプリに置いて、パーフェクトといえる自己紹介文を掲載しておられたお2人の個人が特定出来ないよう、最大限に気をつけながら若干の編集を加えて構成を書き出してみます。
冒頭
- 挨拶/はじめまして
- ひとり暮らし歴
- できる家事、苦手な家事を端的且つやや具体的に
- 自身の性格を二言で
↑ここまでを4行でまとめている
中腹
- お子さん達の成人/未成人
- 養育費の支払いを終えていること
- 御両親の現在、御きょうだいの現在
- 将来的に実家や地元に戻る必要の有無
↑これらを5行でまとめている
末筆
- 職場のだいたいの勤務地(~沿線/~市内)
- 仕事への本気度や、休日に持ち込む仕事づきあいの有無
- 週末の過ごし方や、すごく好きなモノゴト
- 〆の挨拶/いい出逢いに繋がれば嬉しいです
↑これらを8~9行でまとめている/相手が読みやすいように改行や箇条書きを交えて
且つ、サイト上ではアップロード可能な画像の点数が決まっているのですが、そのすべてをご自身の自然なショット(自撮りと他撮りを交えた4点)と、その方が好きなモノゴトの写真で埋められていました。
ですので人となりが想像しやすく、奇跡の1ショットでないこともわかり、これまた好感度大。
食べ物の趣味さえ合っていれば……(ˊᗜˋ)惜しい2人をなくしました 笑
明暗を分ける自己顕示欲と卑下のコントロール
婚活マッチングアプリにしても、SNSやブログ、ネット上の出会いにしても、オンライン上でなにかを始めようとすると「自己紹介」を書く機会って思うより多いことに気づきます。
- 自分がアピールしたいことと
- 相手が知りたいであろうこと
この2つを客観的にとらえられるかどうか。そしてそれを文章に起こせるかどうか。ここが運命の分かれ道だと思っています。
- モラハラ臭がそこはかとなく溢れる危険人物紹介
- 「成功者」であることを1ミリも隠さない自己顕示欲紹介
- ご自身の職業をなんとなく卑下している風に見える自己紹介
- マイルールがやけに多いヒステリック自己紹介
- わけわからんぞ☆自己紹介でマウントすんなよ、クズ紹介
- 「私小説かな?」とおぼしき歴史を感じる自己紹介
こういった自己紹介をしてしまってる人達は、マチアプ内に限ったことではなくあちこちで散見します。自分がアピールしたいことは溢れに溢れて止まらないHa〜Ha状態だけど、客観性はどうやらゼロ。
自己評価だけはよくも悪しくもかなり高いみたいで、本人だけは「わしは客観性の塊じゃ」と思ってそうなところもまた嫌だ。笑
次回、「印象に残りやすく」「好印象を持たれやすい男性」に見せることのできる自己紹介文のつくり方と構成を企画構成のプロの目線から書いてみたいと思います。
こうご期待! はしなくていいけど、時間を作って読みにきてね♡
ちょっと一言よろしいかしら♩
この記事の下の方に「私が書きました」というスペースがあります。
今後は記事するほどでもないお知らせがあれば、“news!”として記載していくので、よければときどきチェックしてください。よろしくお願いしまーす。
Written by Melody(・`ω・)✧